クレディセゾン

共同通信ニュース用語解説 「クレディセゾン」の解説

クレディセゾン

クレジットカード大手。1951年に設立され、リース保険住宅ローン事業も手がける。2004年にみずほフィナンシャルグループ傘下のみずほ銀行と共同システムの構築などを巡り、包括的業務提携を結んだが、19年に解消した。22年3月末時点の従業員数は4084人。23年3月期の連結売上高は3226億円、純利益は435億円。

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百科事典マイペディア 「クレディセゾン」の意味・わかりやすい解説

クレディセゾン[株]【クレディセゾン】

流通系クレジット・カードの最大手企業。1946年岡本虎二郎が家具専門商岡本商店を創業。1951年割賦販売専門小売業・緑屋として設立。1976年のセゾングループ参画を契機に信販事業を開始し,1980年に西武クレジット社名変更。クレジット産業を〈コンピューターによる情報産業〉と位置づけ,1983年に発行されたセゾンカードを軸とする個人向け事業に力を注いでいる。1989年現社名に変更。2003年の総カード会員数は1490万人。セゾングループの解体により西武百貨店との関係は薄れるが,流通・金融をはじめさまざまな分野の有力企業と積極的な提携を行い,カード事業の拡大を図る。本社東京。2011年資本金759億円,2011年3月期営業収入2857億円。営業収入構成(%)は,クレジットサービス80,リース5,ファイナンス5,不動産関連4,エンタテイメント5。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クレディセゾン」の意味・わかりやすい解説

クレディセゾン
Credit Saison Co., Ltd.

信販会社。流通系カード会社では首位にある。1946年創業の岡本商店(家具販売業)を前身に,1951年緑屋として設立。1949年より割賦販売月賦販売)を開始。1976年西武百貨店と提携。1980年社名を西武クレジットに変更し,1981年セゾングループのクレジット・ファイナンス部門の基幹会社となる。1982年セゾンカード発行。1983年金融業へと業態転換。1989年現社名に変更。高島屋みずほ銀行などと業務提携する。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「クレディセゾン」の解説

クレディセゾン

正式社名「株式会社クレディセゾン」。英文社名「Credit Saison Co., Ltd.」。金融業。昭和26年(1951)「株式会社緑屋」設立。同55年(1980)「株式会社西武クレジット」に改称。平成元年(1989)現在の社名に変更。本社は東京都豊島区東池袋。信販会社。流通系クレジットカードでトップクラス。不動産事業・保険事業なども手がける。東京証券取引所第1部上場。証券コード8253。

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