ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グリューン」の意味・わかりやすい解説
グリューン
Grün, Anastasius
[没]1876.9.12. グラーツ
オーストリアの詩人。本名 Anton Alexander,Graf von Auersperg。政治詩運動「3月前期」の代表者。ウィーンで法律を学び,フランクフルト国民議会議員,オーストリア貴族院議員としても活躍。ウーラントに影響を受ける。詩集に『最後の騎士』 Der letzte Ritter (1830) など。
グリューン
Grün, Max von der
ドイツの小説家。第2次世界大戦に従軍,捕虜となる。帰国後鉱員。鉱員の生活を描いた処女作『狐火と火』 Irrlicht und Feuer (1963) はベストセラーとなり,以後作家生活に入る。放送ドラマもある。
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