コウ・カク

普及版 字通 「コウ・カク」の読み・字形・画数・意味


13画

[字音] コウ(カウ)・カク

[説文解字]

[字形] 形声
声符は高(こう)。〔説文新附〕二上に「は嚴の皃なり」、〔玉〕に〔易、家人、九三〕「家人たり」を引いて、「嚴大の聲なり」という。〔釈文〕には〔馬融注〕を引いて「樂自得する皃なり」とあり、喜ぶ意にもいう。

[訓義]
1. きびしいさま。
2. きびしく大きな声。
3. いかる、せめる。
4. よろこぶ、たのしむ。

[古辞書の訓]
字鏡集 オホイビキ・ナク

[熟語]


【羹】こうかく(かうくわく)

豆の葉のあつもの粗食。〔淮南子、説林訓〕(としや)は(あかざ)を羹にし、車を爲(つく)る行す。陶は缺(けつぼん)を用ひ、匠人大工)は狹廬(けふろ)に處(を)る。爲(つく)るは用ふるを得ず。用ふるは肯(あへ)て爲らず。

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核】こう(かう)かく

さかな。もりもの。〔詩、小雅、賓之初の初めてする 左右秩秩たり 豆(へんとう)(供薦の器)楚(そ)たるり を維(こ)れ(つら)ぬ

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埆】こう(かう)かく

石の多いやせ地。〔論衡率性〕夫(そ)れ肥沃埆は、土地本性なり。肥にして沃なるは性美なり、~にして埆なるは性惡なり。

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【羹】こう(かう)かく

肉と菜のあつもの。宋・陸游歳暮〕詩 羹鮮、新たに雁を弋(よく)(いぐるみ)し 衣襦輕、自ら絲を(つむ)ぐ

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革】こうかく

重ね皮。

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廓】こうかく

博大

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【拘】こうかく

専売

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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