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アツモノ

デジタル大辞泉の解説

あつ‐もの【×羹】

《「熱物(あつもの)」の意》魚・鳥の肉や野菜を入れた熱い吸い物

かん【×羹】

唐音
肉や野菜を汁を多くして煮たもの。あつもの。〈文明本節用集〉
雑煮。
「正月の祝に、晴れなる座敷へ―を据ゆるに」〈咄・醒睡笑・六〉
餅菓子(もちがし)。
「『常に食べぬ物でござあった』『それならば―の類であらう』」〈虎明狂・文蔵

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百科事典マイペディアの解説

羹【あつもの】

汁物など火を通した熱い料理の古称。これに対し膾(なます)などの冷たい料理を〈うすもの〉という。
→関連項目羊羹

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典の解説

あつもの【羹】

肉・野菜などを入れた熱い汁物。◇「熱い物」の意。

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世界大百科事典内のの言及

【羊羹】より

…和菓子の一種。現在は甘みの菓子であるが,もともとは中国で古くからつくられていた羊肉の羹(あつもの),つまり汁であった。日本で初めて〈羊羹〉の語が見られるのは南北朝~室町初期に成立した《庭訓往来》などの往来物においてであり,このときすでに汁でなくなっていた。…

【中国料理】より

…この語からもわかるように後世の中国料理がもっとも得意とする〈炒〉の技法はまだない。この当時は〈羹〉が最重要な料理であったが,これは一種の肉のスープか肉のあつもので,味の調和が特徴である。主な料理法は煮,蒸,烤,燉(とん),醃(塩漬け)と晒乾(日干し)に要約できよう。…

※「羹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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