ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コッサ」の意味・わかりやすい解説
コッサ
Cossa, Francesco del
[没]1478. ボローニャ
イタリアの画家。おもにボローニャで活躍したが,初期にはフィレンツェで修業していたことが当時の画風から推測できる。個性的な画風の確立に影響を与えているのはアンドレア・マンテーニャおよびピエロ・デラ・フランチェスカやコズメ・トゥーラの絵画であるところから,出生地のフェララ派の画家とされる。最も有名な作品は,フェララの領主ボルソ・デステ公の別邸スキファノイア宮に描いた『月暦』連作壁画(→月暦画)。
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