デジタル大辞泉
「こって」の意味・読み・例文・類語
こっ‐て
[連語]《「ことで」の音変化》相手に対する同情の意を込めて驚きや感動を表す。「お気の毒なこって」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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こっ‐て
- 〘 連語 〙 ( 「ことにて」の変化したもの ) ことで。
- [初出の実例]「いやそのおこって御ざりまする」(出典:狂言記・内沙汰(1660))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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コッテ
こって
Charles Cottet
(1863―1925)
フランスの画家。アカデミー・ジュリアンに学び、スペイン、アルジェリア、エジプト、イタリアを旅行した。1886年、ブルターニュ地方にポンタバン村をみいだし、彼の社会的、写実主義的な関心と、悲劇的表現への傾斜は、ブルターニュの漁師たちの貧しい生活を好個の対象とならしめた。『海の国にて』(1898年。パリ、オルセー美術館)などが代表作。その表現主義的傾向と黒を多用した暗い色調のために、リュシアン・シモンLucien Simon(1861―1945)たちとともに「バンド・ノワールLa Band noir(黒の連帯)」と名づけられた。松方コレクションなどにコッテが多いのは、20世紀初頭の評価を物語っている。
[中山公男]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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コッテ
Cottet, Charles
[生]1863.7.12. ルピュイ
[没]1925.9. パリ
フランスの画家。 1882年よりパリで絵画を学ぶ。初め P.シャバンヌの影響を受け印象派的な傾向を示す。 89年のサロンに初出品。ブルターニュを好み,素朴な農村や漁村の情景を描いて有名になる。その頃の絵画はゴーガンの画風に近い。暗い色調による情景描写は孤独な情緒をもち,宗教的感情までも表出している。代表作は3部作『海の地方にて』 (1898,オルセー美術館) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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