ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コマッコウ」の意味・わかりやすい解説
コマッコウ
Kogia breviceps; pygmy sperm whale
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哺乳(ほにゅう)綱クジラ目マッコウクジラ科の小形ハクジラ。マッコウクジラの子供の意味ではなく、近縁の別種である。体長3メートル前後で、吻(ふん)はないが、頭部前面が三角形に突出しており、その下面に小さい口があり、細い下顎(かがく)に12~16本の鋭い歯がある。上顎の歯は退化し、歯茎の中に痕跡(こんせき)がある。体は背側が黒く、胸腹部は淡色、その境界はぼかされている。耳孔から細い白帯模様が下顎に向かっている。小さい背びれが中央より後ろに鎌(かま)形をして存在する。世界中の寒海を除く海洋に分布し、ときどき陸にのし上がる。
[西脇昌治]
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