デジタル大辞泉
「コロムナ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
コロムナ
Kolomna
ロシア連邦,ヨーロッパ・ロシアの西部,モスクワ州の都市。人口14万8762(2004)。モスクワの南東115km,モスクワ川とオカ川の合流点に位置する。1177年の文書に言及があり,モスクワ南部の古い要塞として創建された。タタールに4度襲撃された歴史をもつ。ソ連で最初の機関車製造工場があり,1905年革命時には革命参加者27人の銃殺事件が起こった。今日では,重化学工業都市として,ディーゼル機関,合成ゴム等を生産。
執筆者:高田 和夫
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
Sponserd by 
コロムナ
Kolomna
ロシア西部,モスクワ州の都市。モスクワの南東約 100km,オカ川とモスクワ川の合流点付近に位置する河港都市。年代記の 1177年の項に記される古都で,1301年モスクワ公国領となり,その南東を固める要塞都市であったため,4度にわたりタタール人の攻撃を受けた。ロシア最古の蒸気機関車製造の中心地の一つで,現在ディーゼル機関,大型工作機械,紡織機械,合成ゴムなどの製造が盛ん。教育大学がある。モスクワとリャザンを結ぶ鉄道,ハイウェーが通る。人口 14万4642(2010)。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Sponserd by 
コロムナ
ころむな
Коломна/Kolomna
ロシア連邦西部、モスクワ州の都市。モスクワ川がオカ川に合流する地点にあり、モスクワ―リャザニ間を結ぶハイウェーと鉄道が通る。人口15万1500(1999)。機械工業(ディーゼル機関車、大型工作機械、繊維機械)が盛んである。12世紀から知られ、14~18世紀の建築記念物が保存されている。教育大学、郷土博物館がある。
[中村泰三]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
Sponserd by 