ごす(読み)ゴス

デジタル大辞泉 「ごす」の意味・読み・例文・類語

ご・す

[動サ特活]《「ごっす」の音変化》「ある」の意の丁寧語。あります。多く補助動詞として用いる。
「牛は至極高味で―・す」〈魯文安愚楽鍋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ごす」の意味・読み・例文・類語

ご・す

〘他サ四〙 責めて白状させる。拷問する。糺明する。折檻(せっかん)する。
浄瑠璃・忠義墳盟約大石(1797)六「手を替(かへ)品をかへごしてごしてごしぬいた其留(とま)りが」

ご・す

〘自サ特活〙 (「ごっす」の変化した語) 「ある」の意の丁寧語。ございます。あります。
※雑俳・柳多留‐四一(1808)「何んでごす。な。な。ななとみつ物や」

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