ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サイクロセリン」の意味・わかりやすい解説 サイクロセリンcycloserine C3H6N2O2 。放線菌の Streptomyces garyphalusまたは S. orchidaceusによって生成される抗生物質。オキサマイシン,セロマイシンなどの別名がある。抗菌作用は強くないが,ストレプトマイシンやイソニアジドと併用して,抗結核剤として用いられる。副作用として,アレルギー症状,催眠,精神錯乱,けいれんなどがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報