さく(読み)サク

  • さ・く

デジタル大辞泉の解説

くわで田畑の土を削りとるように掘ってできた浅い溝。また、その土を盛り上げたうね。
畑のうねの数を数える語。「芋を二さく掘り上げる」
マグロなどの身を、刺身りやすいように、形を整えて大きな切り身にしたもの。

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大辞林 第三版の解説

刺身にするため大きく切りそろえた切り身。
くわで畑を打ち返すこと。また、打ち返したうね。田のうね。さくり。
[句項目] さくを切る

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 鍬(くわ)で田畑を打ち返すこと。また、その打ち返したところ。田畑の溝(みぞ)や畝(うね)。さくり。〔名語記(1275)〕
〘名〙 まぐろ、かつおなどの身を、さしみにしやすいような大きさに切ったもの。
※私の浅草(1976)〈沢村貞子〉医者ころし「鉄串にさした鰹のさくを、手早くさっと焼き」
〘名〙 植物「みくり(実栗)」「はますげ(浜菅)」「しおくぐ」などの異名。〔本草和名(918頃)〕
〘自カ四〙 波などが高く立つ。波頭が白く砕け散る。
※古事記(712)上「其の阿和佐久(サク)時の名を、阿和佐久御魂〈阿より久までは音を以ゐよ〉と謂ふ」

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世界大百科事典内のさくの言及

【迫】より

…岡山県以西の中国地方と九州地方に多い。同様の語として千葉県などでは〈さく〉がある。また〈狭間(はざま)〉も同様の意味の語である。…

※「さく」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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