デジタル大辞泉
「サスカトゥーン」の意味・読み・例文・類語
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サスカトゥーン
Saskatoon
カナダ,サスカチェワン州中南部の商工業都市。大都市域人口23万5840(2005)。州都レジャイナと並ぶ州の中心都市。サウス・サスカチェワン河岸に位置し,1883年オンタリオからの移住者が建設,90年にはカナダ・パシフィック鉄道が開通,交通の要衝として発達した。1906年市制施行。小麦,牧畜を主とする農業地帯の中心で,特に製粉業で知られる。07年設立のサスカチェワン大学の所在地でもある。82年バンクーバーとの間の鉄道旅客輸送が廃止されたが,道路・航空交通の要点として重要である。
執筆者:正井 泰夫
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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サスカトゥーン
さすかとぅーん
Saskatoon
カナダ、サスカチェワン州中南部の都市。人口19万6811(2001)。リジャイナの北西240キロメートル、サウス・サスカチェワン川に臨み、同州居住地域のほぼ中心部に位置している。カナダ太平洋鉄道およびカナダ国有鉄道が通過し、鉄道分岐駅である。春小麦地帯の中心地で、広大な後背地をもち、穀物、畜産物の集散地として重要なほか、製粉業、食品、皮革製造、化学工業も盛ん。精油、セメント、カリ塩精製の大規模工場もある。1883年禁酒主義者の首都として建設された。1906年に市制施行。07年創立のサスカチェワン大学、カーネギー図書館があり、同州の教育・文化の中心でもある。市の名称は、この地方に生育する赤い野イチゴのインディアン名に由来している。
[山下脩二]
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サスカトゥーン
Saskatoon
カナダ,サスカチュワン州南西部の都市。南サスカチュワン川河畔にある。 1883年禁酒主義者たちの植民地の首府として建設され,地名はこの地方の食用イチゴをさすクリーインディアンの言葉「ミサスカトゥーミナ」にちなむ。肥沃なカナダ穀倉地帯の中心にあり,小麦の大集散地をなすとともに周辺農村部への物資供給の中心で,製粉,機械器具,金属,缶詰,皮革などの諸工業が立地。2つの大陸横断鉄道が通じるほか多くの道路が集中する。 1907年創立のサスカチュワン大学など,教育機関や研究施設も多い。人口 22万2189(2011)。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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「サスカトゥーン」の意味・わかりやすい解説
サスカトゥーン
カナダ,サスカチュワン州中部の都市。カナダ・プレーリーの農畜産物の集散地で,製粉工業が行われる。交通の要地。サスカチュワン大学(1907年創立)がある。22万2189人(2011)。
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