デジタル大辞泉 「サバデル」の意味・読み・例文・類語 サバデル(Sabadell) スペイン北東部、カタルーニャ州の都市。カタルーニャ語名サバデイ。バルセロナの北約20キロメートル、リポル川沿いに位置する。隣接するタラサとともに、19世紀半ばに羊毛工業の中心地となり、産業革命を牽引した。現在は、金融業、商工業が盛ん。20世紀初頭に建造されたモダニズム建築が多く残る。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「サバデル」の意味・わかりやすい解説 サバデルさばでるSabadell スペイン北東部、カタルーニャ地方の工業都市。バルセロナの北方約21キロメートル、リポル川に臨む標高188メートルの地に位置する。人口18万3788(2001)。スペイン最大の羊毛工業の中心地で、機械・電気工業も発達している。バルセロナの近郊にもかかわらず、この町固有の文化、生活を保っており、市立博物館には考古学部門のほかに、陶器や織物、扇、パラソルなどを収蔵する民芸部門が置かれている。[田辺 裕・滝沢由美子] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サバデル」の意味・わかりやすい解説 サバデルSabadell スペイン北東部,カタルニャ州,バルセロナ県の都市。県都バルセロナの北にあり,古代イベリア人,ローマ人の集落としてアラゴナの名で知られていた。 12世紀に現在名となり,19世紀に紡績業の中心として発展した。現在は繊維工業のほかに金属,化学,電気機器,皮革工業などがみられる。多くの歴史的建造物があったが,1835年,1909年の暴動で破壊された。人口 18万 4460 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「サバデル」の意味・わかりやすい解説 サバデル スペイン北東部,バルセロナの北北西約20kmにある工業都市。繊維工業の中心で,肥料,染料,製紙,皮革,ブドウ酒などの工業も行われる。20万6949人(2011)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by