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しぶり腹 しぶりばらtenesmus

翻訳|tenesmus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

しぶり腹
しぶりばら
tenesmus

裏急後重 (りきゅうこうじゅう) ともいう。直腸炎赤痢などにみられる症状で,しばしば強い消化管の疼痛を伴って便意を催すが,肛門括約筋けいれんのため,少量の排便をみるのみで,すぐにまた便意を催す状態をいう。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

しぶり腹
しぶりばら

単に「しぶり」ともいい、テネスムスtenesmusの訳語で、古くは裏急後重(りきゅうこうじゅう)とよんだ。直腸炎や赤痢など炎症性の刺激によって直腸が過敏状態になり、便がすこしたまっただけで肛門(こうもん)の筋肉がけいれんする肛門しぶりをさす。便意は疼痛(とうつう)を伴い、頻発するが、排便はほとんどないか、まったくみられないため、排便終了感もない。
 なお、これと同様な状態が尿意にみられるものを膀胱(ぼうこう)しぶりという。[岡島邦雄]

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