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カザフスタン共和国南部を流れる川。長さでは中央アジア最大、水量ではアムダリヤに次ぐ大河。キルギス共和国最東端の天山山系に源を発して西に流れ出たナリン川が、ウズベキスタン共和国のフェルガナ盆地東部でカラダリヤと合流してシルダリヤとなる。盆地を出てからはキジルクム砂漠の北東縁に沿って北西に流れ、アラル海に注ぎ込んで大きな三角州をつくる。沖積土の量は河口で年約1000万トンに達し、年に50メートルの割合で陸地(三角州)が増大している。本流の長さは2212キロメートル、上流のナリン川を含めると3019キロメートル。流域面積は21万9000平方キロメートルであるが、下流の1000キロメートルは乾燥地帯で流域界は不明確である。フェルガナ盆地には大フェルガナ運河とカイラクムКайракум/Kayrakum貯水池、またタシケントの西にはチャルダラЧардара/Chardara貯水池がつくられ、灌漑(かんがい)に利用されて、沿岸一帯は綿作の中心地となっている。またチャルダラ貯水池の南西には、かつての沼沢地に一大塩湖アイダルクリАйдаркуль/Aydarkul'湖(幅約25キロメートル、長さ約150キロメートル)が形成された。下流では12月から3月末まで結氷する。
[小宮山武治]
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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