ジュバ(その他表記)Jūbā

関連語 塩尻 和子

改訂新版 世界大百科事典 「ジュバ」の意味・わかりやすい解説

ジュバ
Jūbā

スーダン共和国南部にある同国の首都。人口約40万(2010)。ウガンダ国境から約120kmのナイル川上流の町。2011年南スーダン共和国の独立に伴い首都となった。熱帯性湿地帯にありナイル川定期航路の港町である。住民は黒人系で,各部族の言語が話される。マラカール~ジュバ間に新しいジョングレイ運河(280km)建設計画がある。ウガンダ,エチオピア国境近くに動物保護地区があり,サファリ旅行の中心地ともなっている。1977年開校のジュバ大学がある。
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百科事典マイペディア 「ジュバ」の意味・わかりやすい解説

ジュバ

南スーダン共和国の首都。ウガンダとの国境に近く,ナイル川上流のジェベル川の河岸に位置する。スーダンの水上交通の南の終着点に当たる港町で,ここから近隣のウガンダ,ケニアコンゴ道路放射状に通ずる,交通の要地になっている。周辺ではタバココーヒートウガラシなどが栽培され,これらの集散地にもなっている。人口23万人(2008)。
→関連項目南スーダン

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