デジタル大辞泉 「ジュバ」の意味・読み・例文・類語 ジュバ(Juba) 南スーダン共和国の首都。中央赤道州の州都。同国南部、白ナイル沿いに位置し、河港を擁す。20年以上続いた内戦の主戦場となったが、2005年の和平合意以降、国連関係者やNGO、日本の自衛隊などによる復興支援が進んでいる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
改訂新版 世界大百科事典 「ジュバ」の意味・わかりやすい解説 ジュバJūbā 南スーダン共和国南部にある同国の首都。人口約40万(2010)。ウガンダ国境から約120kmのナイル川上流の町。2011年南スーダン共和国の独立に伴い首都となった。熱帯性湿地帯にありナイル川定期航路の港町である。住民は黒人系で,各部族の言語が話される。マラカール~ジュバ間に新しいジョングレイ運河(280km)建設計画がある。ウガンダ,エチオピア国境近くに動物保護地区があり,サファリ旅行の中心地ともなっている。1977年開校のジュバ大学がある。執筆者:塩尻 和子 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
百科事典マイペディア 「ジュバ」の意味・わかりやすい解説 ジュバ 南スーダン共和国の首都。ウガンダとの国境に近く,ナイル川上流のジェベル川の河岸に位置する。スーダンの水上交通の南の終着点に当たる港町で,ここから近隣のウガンダ,ケニア,コンゴに道路が放射状に通ずる,交通の要地になっている。周辺ではタバコ,コーヒー,トウガラシなどが栽培され,これらの集散地にもなっている。人口23万人(2008)。→関連項目南スーダン 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報