デジタル大辞泉 「タイシェト」の意味・読み・例文・類語 タイシェト(Tayshet/Тайшет) ロシア連邦中部、イルクーツク州の都市。シベリア鉄道とバイカルアムール鉄道(バム鉄道)が分岐する交通の要地として知られる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「タイシェト」の意味・わかりやすい解説 タイシェトTaishet ロシア連邦,東シベリア地方のイルクーツク州にある都市で,イルクーツクの北西670km。人口4万3100(1993)。シベリア鉄道幹線とBAM(バム)(バイカル・アムール鉄道)との分岐点となる交通の要衝で,木材の集散地である。ブラーツク発電所の建設とともに建設資材の集積地として発展した。自動車修理工場があり,付近に製鉄所が建設されている。執筆者:山本 敏 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タイシェト」の意味・わかりやすい解説 タイシェトTaishet ロシア中東部,東シベリア南部,イルクーツク州の都市。州都イルクーツクの北西約 560kmにある交通の要地。シベリア横断鉄道の2幹線 (オムスク-ノボシビルスク経由線,バルナウル-アバカン経由線) がここで1本となりイルクーツクへ延びるとともに,ブラーツク-ウスチクート方面への支線 (バム鉄道に接続) が分岐する。またクラスノヤルスクとイルクーツクを結ぶ幹線道路も通る。鉄道,自動車交通に関連する企業が立地し,自動車修理,枕木製造,木材加工,雲母加工などの工業がある。シベリア鉄道敷設に伴って建設され,1938年市となった。人口約3万 5000。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「タイシェト」の意味・わかりやすい解説 タイシェトたいしぇとТайшет/Tayshet ロシア連邦中部、イルクーツク州の都市。シベリア鉄道と南シベリア鉄道との交点で、バム鉄道の西方起点でもあり、交通の要地。人口4万1800(2003推計)。自動車修理、枕木(まくらぎ)製造、木材加水分解、製材・木工、雲母(うんも)加工、食料品などの工業がある。1938年に市となった。製鉄業に適した立地が着目され、製鉄所が建設されている。[三上正利] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by