だぶつく(読み)ダブツク

デジタル大辞泉 「だぶつく」の意味・読み・例文・類語

だぶ‐つ・く

[動カ五(四)]
1 液体が入れ物にいっぱいで揺れ動く。「水で腹が―・く」
2 衣服などが大きすぎてだぶだぶしている。また、張っているべきものが、たるむ。「背広が―・く」「―・いた腹の肉」
3 金銭や品物がありあまる。「資金が―・く」
[類語](2)ぶかぶか・がばがば・だぶだぶ・ゆるゆる・だぼだぼ・ゆるい・ゆったり・ゆるやか(3)余る・残す・余す・浮かす・余りある・有り余る・繰り越す・優に・十分・たっぷり・たくさん・たんと・ごまんと・わんさと・うんと・ふんだん・なみなみ・一杯・しっかり・がっつり・思い切り・思う存分・どっさり・夥おびただしい・多く・数数かずかず・多数・数多すうた・無数・多量・大量・大勢おおぜい・大挙・多勢・多人数・大人数・衆人・莫大ばくだい・膨大・巨万・豊か・潤沢・無尽蔵・山ほど・盛り沢山・がっぽり・がっぽがっぽ・多め・幾多・過多・最多・多作・あまた・多多・いくらも・いくらでも・ざらに・ごろごろ・十二分に・豊富に・腐るほど・しこたま・たんまり・仰山ぎょうさん・数知れない・数知れぬ・数え切れない・十指に余る・枚挙にいとまがない・掃いて捨てるほど・諸もろもろ・広い・幅広い・手広い・広範・広範囲・多方面・多角・多面・多岐・様様・各種・種種しゅじゅ・諸種・いろいろ・多様・多様化・多面的・多種・多種多様・多彩・いろんな・とりどり・色とりどり・百般・万般・諸般・多元・多元的・多角的・横断的・複眼的・おしなべて・全般に・一般・総じて・概して・おおむね・大概・普通・通例・通常・一体に・総体・およそ・遍あまねく・雑多・万よろず・各人各様・十人十色・千差万別・マルチ・事事物物・種種雑多・各様・種種くさぐさ・玉石混淆こんこう・凡百ぼんぴゃく・百態・百事・百千・万端・各般・数次・幾度・等等・諸相・諸物・あれこれ・何やかや・何だかんだ・何のかの・何くれ・何くれとなく・あれやこれや・ごちゃごちゃ・あの手この手・エトセトラ・百もも・億万・千万・千万無量・うようよ・うじゃうじゃ・蝟集いしゅう・無尽・雲霞うんか・星の数ほど・浩瀚こうかん・少なからず・山積み・山積・飽和・満満・ごっそり・大半・累積・山をなす・十重二十重とえはたえ・ばっちり・存分・遺憾なく・フル・至れり尽くせり・有余・余裕・足りる・千度・大分だいぶ・大層・すこぶる・みっちり・みっしり・満点・万万ばんばん・徹底的・軽く・楽に・余裕綽綽しゃくしゃく・たやすく・それなりに

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精選版 日本国語大辞典 「だぶつく」の意味・読み・例文・類語

だぶ‐つ・く

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 ( 「つく」は接尾語。「たぶづく」「たぶつく」とも )
  2. ① 水などがあふれる。また、あふれそうになって、容器などの中で揺れ動く。だぶだぶする。たぶめく。
    1. [初出の実例]「水の動てたぶついて波のたつを云ぞ」(出典:詩学大成抄(1558‐70頃)七)
  3. ② 衣服などが大きすぎて身体に合わず、だぶだぶする。
    1. [初出の実例]「しかも下は細く腰もとがだぶついてゐる旧式ズボンが」(出典:故旧忘れ得べき(1935‐36)〈高見順〉三)
  4. ③ しまりなく太って肉がゆるんでいる。
    1. [初出の実例]「だぶついて波打ってゐる牛の咽喉頸へ庖丁をあてると」(出典:肉体の門(1947)〈田村泰次郎〉)
  5. ④ 物品や金銭などが出まわりすぎて余る。余計ありすぎて使用されないまま余る。あり余る。
    1. [初出の実例]「金・たぶ付て居る鴻の池」(出典:雑俳・伊勢冠付(1772‐1817))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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