ティエス(読み)てぃえす(英語表記)Thiès

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ティエス」の意味・わかりやすい解説

ティエス
てぃえす
Thiès

西アフリカ、セネガル西部にある商工業都市。首都ダカールの東方60キロメートルの鉄道分岐点にあり、ラッカセイ産地のティエス地方の中心都市で、セネガル第二の都市である。人口27万3599(2001)。交通要所、ラッカセイ、穀物集散地として発展した。落花生油繊維製靴機械のほか、近郊産出する燐(りん)鉱石加工などの工業がある。

[藤井宏志]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ティエス」の意味・わかりやすい解説

ティエス
Thiés

セネガル西部の町。ティエス県の県都。ダカール東方約 56kmに位置。鉄道,道路の分岐点で交通の要衝。農業地帯の商業中心地で,ナンキンマメ,米,バナナなどの集散地。農産物加工業,軽工業がある。付近のパロではリン鉱石を産出。人口 20万 1350 (1992推計) 。

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