デジタル大辞泉 「ティルブルフ」の意味・読み・例文・類語 ティルブルフ(Tilburg) オランダ南部、ノルトブラバント州の都市。ウィルヘルミナ運河沿いに位置し、ベルギーとの国境に近い。18世紀以降、毛織物工業が発達し、同国有数の工業都市となった。19世紀にオランダ王ウィレム2世が建造した宮殿(現市庁舎)が残る。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「ティルブルフ」の意味・わかりやすい解説 ティルブルフTilburg オランダ,北ブラバント州の都市。人口19万9068(2005)。織物,製靴,金属,化学を中心にしたオランダでも有数の工業都市。大学をはじめ各種の教育機関,博物館などが多い。都市になったのはルイ・ナポレオン時代の1809年。18世紀以降毛織物工業が発展し,とくに19世紀後半には工業都市としてめざましく発展,現在にいたっている。執筆者:佐藤 弘幸 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ティルブルフ」の意味・わかりやすい解説 ティルブルフてぃるぶるふTilburg オランダ南部、ノールト・ブラバント州中部にある都市。人口19万5819(2001)。ベルギー国境の北約10キロメートル、ウィルヘルミナ運河に沿って位置する。毛織物、皮革、繊維機械などの工業が盛ん。古くからの市場町であったが、1830年にベルギーが分離独立したのちオランダ南部の工業中心地に発展した。現在の市庁舎は、19世紀前半には国王ウィレム2世の宮殿であった。1927年創立のカトリック経済大学がある。[長谷川孝治] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ティルブルフ」の意味・わかりやすい解説 ティルブルフTilburg オランダ南部,ノールトブラバント州の都市。州中部,ウィルヘルミナ運河沿いに位置する。 1860年まで一寒村にすぎなかったが,工業化により急速に発展し,オランダ南部の工業中心地の一つになった。羊毛産業が中核で,繊維大学や研究所もあるが,金属・皮革加工も行われる。ウィレム2世の居城 (現市庁舎) ,経済大学,音楽学校,美術学校がある。人口 16万 618,大都市圏 23万 3693 (1992推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「ティルブルフ」の意味・わかりやすい解説 ティルブルフ オランダ南部,北ブラバント州の工業都市。ロッテルダムの南東55kmにあり,鉄道・運河交通の要地。毛織物・機械・皮革・食品工業が行われる。カトリック系の経済大学(1927年創立)がある。20万6240人(2011)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by