パブロ・ピカソ

共同通信ニュース用語解説 「パブロ・ピカソ」の解説

パブロ・ピカソ

1881年10月、スペイン南部マラガ生まれ。フランス・パリで活躍し、第2次大戦後は南フランスに拠点を移した。1948年から55年までバロリスに住み、73年4月にバロリスに近いムージャンで、91歳で死去した。「青の時代」と呼ばれる作風などを経て、キュビスム創始。スペイン内戦下の無差別爆撃を描いた反戦画「ゲルニカ」など膨大な作品を残し、20世紀最大の芸術家の一人と称される。作品は絵画彫刻陶芸など多岐にわたる。(バロリス共同)

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20世紀西洋人名事典 「パブロ・ピカソ」の解説

パブロ ピカソ
Pablo Picasso


1881.10.25 - 1973.4.8
スペインの画家,彫刻家
マラガ生まれ。
バルセロナ美術学校卒,マドリード王立美術学校卒。
スペインの生んだ20世紀最大の芸術家。ロートレックキュービズム等の影響を受け、更にセザンヌ刺激により2次元の画面に立体物を総体的に表現する方法を求め、時間的、空間的に分離された対象を同時に描いた。1901〜04年の「青の時代」は、青を基調に貧しい人々を描き、’05〜06年の「バラ色の時代」は、人物にも柔らかさが加わり、静かな優しさ、愛がテーマとなる。’25〜37年の「メタモルフォーズの時代」は、キュビズムで変形された形態により一層のゆがみを加えた。’50年以降は多作となり、版画、陶芸に熱中した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「パブロ・ピカソ」の解説

パブロ ピカソ

生年月日:1881年10月25日
スペインの画家
1973年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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