ぱらっと(読み)パラット

デジタル大辞泉 「ぱらっと」の意味・読み・例文・類語

ぱらっ‐と

[副]
物がまばらにあるさま。「村には家がぱらっと点在している」
少量のものをふりかけるさま。「ごま塩をぱらっとかける」
[類語](1ぱらぱらちらほらぽつぽつちらばらまばらばらばらちりぢりちりぢりばらばらてんでんばらばらてんでばらばら離れ離れすかすか点在散在四散散乱/(2ばらばらぱらぱらちらりほらりほろりはらりふわふわひらひらひらり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぱらっと」の意味・読み・例文・類語

ぱらっ‐と

  1. 〘 副詞 〙
  2. 一つにまとまらずに、少しずつ散らばっているさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「もとの大牢の裏手の方は淋しいパラッとした町で」(出典:旧聞日本橋(1935)〈長谷川時雨〉チンコツキリ)
  3. 雨や木の葉など軽いものがまばらに落ちてくる音、また、そのさまを表わす語。
  4. 本などを手早く、あるいは漠然とめくるさまを表わす語。
  5. 物を少量ふりかけるさまを表わす語。「塩をぱらっとかける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む