ふわふわ(読み)フワフワ

デジタル大辞泉 「ふわふわ」の意味・読み・例文・類語

ふわ‐ふわ〔ふはふは〕

[副](スル)
1 軽いものが揺れ動いたり、浮いて漂ったりするさま。「カーテンが風にふわふわ(と)揺れる」「白い雲がふわふわ(と)浮かぶ」
2 心が落ち着かないで、うわついているさま。「気持ちがふわふわ(と)している」
3 柔らかくふくらんでいるさま。「ふわふわ(と)したソファーに座る」
[形動]3に同じ。「ふわふわな羽毛布団」
[名]卵を湯の中でとき混ぜた吸い物。
「―にするとて玉子を人の割るを見つつ」〈色道大鏡・四〉
[アクセント]はフワフワ、はフワフワ。
[類語](1)びらびら・ぴらぴら・ひらりひらり・はたはた・ゆらゆら・ゆさゆさ・ちらりほらり・ほろり・はらり・ぱらぱら・ひらひら・ひらり・片片へんぺん・ぽっかり・ぷかりぷかり・ぷかぷか・どんぶりこ・どんぶらこ・浮き沈み・浮遊・たゆたう・浮かぶ・漂う・浮く・浮揚・舞う・ふわり・ふわっと・ふんわり (2)やわらか・やわらかい・柔軟・軟化・しなやか・軟質・軟弱・柔い・やんわり・ソフト・マイルド・まろやか・穏やか・穏便・穏当・紳士的・婉曲えんきょく・甘美・快美・当たらず触らず・物柔らか・曖昧・ほどほど・控え目・ぼかす・ぼやかす・ぼやける・うやむや・メロー・軟調・やわ・しとやか・粘性・嫋嫋じょうじょう・和やか・ほんわか・おおらか・大様おおよう・ハートフル・にこやか・ノンシャラン・緩い・緩める・円満・綽然しゃくぜん・ねんごろ・かわいらしい/(3)ふわっと・ふわり・ふんわり・ふかふか・ふっくら・ふくふく・ぷくぷく・ぷよぷよ・ぷにぷに・ふにゃふにゃ・なえなえ・へろへろ・へたへた・よれよれ・しなしな・なよなよ・なよやか・ぐにゃぐにゃ・へなへな・ぶよぶよ・くにゃくにゃ・ぐにゃっと・くにゃっと・くなくな・ぐなぐな・ぐにゃり・ぐんにゃり・ぐんなり・しなやか・しんなり・ぷるん・ぷるぷる・ぷりぷり・しこしこ

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精選版 日本国語大辞典 「ふわふわ」の意味・読み・例文・類語

ふわ‐ふわふはふは

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
    1. ① 柔らかくふくらんでいるさまを表わす語。ふんわり。
      1. [初出の実例]「右衛門尉季重 顔はふわふわとして希有之任官哉」(出典:吾妻鏡‐元暦二年(1185)四月一五日)
    2. ② 軽いものが静かに揺れ動くさまを表わす語。
      1. [初出の実例]「肩をふはふはとつかふ」(出典:名語記(1275)五)
    3. ③ 軽々と浮き漂うさまを表わす語。
      1. [初出の実例]「『さああふげあふげ』『ふはふはとあがるぞあがるぞ』」(出典:虎明本狂言・文荷(室町末‐近世初))
    4. ④ 人の心、人の動作が軽々しくて落ち着かないさま、軽薄なさまを表わす語。
      1. [初出の実例]「人のふるまひのふはふは、如何」(出典:名語記(1275)五)
  2. [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 [ 一 ]①に同じ。「ふわふわなふとん」
    1. [初出の実例]「振り上げた尻尾が、〈略〉ふはふはの羽根ばたきに似て」(出典:白い犬(1951)〈永井龍男〉)
  3. [ 3 ] 〘 名詞 〙
    1. ① 歌舞伎で、宙乗りの俗称。役者の体がふわふわと空中に浮き上がるところからの称。
    2. ② 鶏卵を熱い湯の中に入れてかき混ぜて作った吸物。
      1. [初出の実例]「夜起の時、ふはふはにするとて玉子を人のわるを見つつ」(出典:評判記・色道大鏡(1678)四)

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