びく(読み)ビク

大辞林 第三版の解説

耳たぶ。耳朶じだ耳の-が薄くおはしけり/太平記 9 ミミノ-/日葡

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 縄を編んで作った、物を盛って運搬する道具。畚(ふご)の類。〔書言字考節用集(1717)〕
② (魚籠) 取った魚を入れるための器。籠びく、箱びく、桶びく、網びくなど種類が多い。魚籃(ぎょらん)
※雑俳・俳諧觿‐一三(1797)「夕日の潜る尾久のしら魚」
〘名〙
① 耳たぶ。耳朶(じだ)
※太平記(14C後)九「徳つけ奉らんと思ひたれば、耳のびくが薄く坐しけると欺いて、空笑してこそ返しけれ」
② 牛の首の垂れ下がった部分。また、鶏の両頬の垂れ下がった部分。〔名語記(1275)〕

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