「小さき兄弟会」ともいう。1209年アッシジのフランチェスコが創立した托鉢(たくはつ)修道会。23年ホノリウス3世が公認した。清貧,愛,勤労を旨とし,私財,土地,建物を所有せず,研学面ではオクスフォード大学を指導し,海外布教ではルブルクらを東洋に派遣した。13~14世紀に会則をめぐって分裂したが,ドミニコ修道会とともに新修道会運動の中心になった。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...