ポトス(読み)ぽとす

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポトス」の意味・わかりやすい解説

ポトス
Epipremnum aureum

サトイモ科のつる性草本で,ソロモン諸島原産とされるが,不明な点が多い。観葉植物としては,最も大量に流通する鉢植えの1つ。かつてポトスPothosに分類されていたため,ポトスの名で流通している。葉は心臓形で葉柄がつき,互生。深緑色で淡黄色の不規則な斑 (ふ) が入る。葉の大きさは鉢栽培下では長さ 10~15cm程度であるが,自生状態では大木などにからまり,30~40cmにもなる。黄色の斑が濃く入る`ゴールデンポトス'のほか,葉がライムイエローの`ライム'や,白い斑が入る`マーブルクイーン'などの品種が流通する。一般にはヘゴ材にからませたり,吊り鉢仕立てで栽培される。耐陰性が非常に強く,室内栽培に向く。高温多湿に適し,比較的耐寒性もあり,5℃以上で越冬する。挿木で容易にふやすことができる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ポトス」の意味・わかりやすい解説

ポトス
ぽとす

オウゴンカズラ

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