マウントハーゲン(英語表記)Mount Hagen

デジタル大辞泉 「マウントハーゲン」の意味・読み・例文・類語

マウント‐ハーゲン(Mount Hagen)

パプアニューギニアニューギニア島中東部、高地地方の都市標高約1700メートルに位置する。コーヒー集散地同国独立記念日周辺部族が伝統的な衣装を着て集まる舞踏祭が、ゴロカと交互に開かれることで有名。

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改訂新版 世界大百科事典 「マウントハーゲン」の意味・わかりやすい解説

マウント・ハーゲン
Mount Hagen

パプア・ニューギニアの西部高地管区の主都人口1万3000(1980)。国内線空港があり,ニューギニア島東海岸にある都市ラエからハイウェーが通じる。同管区特産の紅茶,コーヒー,殺虫剤原料(標高1800m以上の所に生育するジョチュウギク一種からとる)などは町あるいは町近くの工場に集められ,製品化される。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「マウントハーゲン」の意味・わかりやすい解説

マウント・ハーゲン
まうんとはーげん
Mount Hagen

パプア・ニューギニア、ニューギニア島中東部、高地地方の都市。人口2万7782(2000)。標高約1700メートルの高原にあり、気候はしのぎやすい。約200キロメートル東のゴロカと並ぶ高地地方の代表的都市の一つ。西ハイランド州の行政中心地であり、コーヒーの集散地。ハイランド国道によって東岸のラエ(約500キロメートル東)に通じ、航空路が主要都市と連絡している。ゴロカと1年交代で伝統的舞踏祭が開かれ、観光客を集める。

[谷内 達]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マウントハーゲン」の意味・わかりやすい解説

マウントハーゲン
Mount Hagen

パプアニューギニア,ハイランド地方の都市。西ハイランド県 (面積 8500km2。人口 29万 1090〈1990〉) の県都で,ハイランド国道や航空路で他の都市に通じている。周辺地域の輸出作物の集散,市場の開設などのほか,観光地としての役割も大きい。毎年伝統衣装による舞踏集会が開かれる。人口1万 7392 (1990) 。

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