デジタル大辞泉
「むずと」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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むず‐と
- 〘 副詞 〙
- ① 力をこめてしっかりと何かをするさまを表わす語。
- [初出の実例]「倉光馳来て、おしならべむずと組で、どうど落つ」(出典:平家物語(13C前)八)
- ② はばかるところなく堂々と、または、ひたすらに何かをするさまを表わす語。
- [初出の実例]「しづしづとあゆみ信頼卿の上にむずとつき給ふ」(出典:平治物語(1220頃か)上)
- ③ まごうかたなく、その状態であることを強めていう語。
- [初出の実例]「戻深はむずとわるいぞ」(出典:史記抄(1477)五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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