五十音図第9行第1段の仮名で、平仮名の「ら」は「良」の草体から、片仮名の「ラ」は「良」の初めの2画からできたものである。万葉仮名では「良、羅、浪、郎、樂、濫、邏(以上音仮名)、等(訓仮名)」などが使われた。ほかに草仮名としては「(良)」「(羅)」「(等)」などがある。
音韻的には/ra/で、舌先が歯茎あるいはその付近に対して1回だけはじく有声音[r]を子音にもつが、場合によって[l]が用いられることもある。和語に関する限り、助動詞「らる」「られる」「らむ」「らし」や擬声・擬態語を除いて、「ら」が語頭にたつことはない。
[上野和昭]
…北アメリカ起源であるが,現代では野生種はアジア,アフリカにだけ分布する。日本語のウマは蒙古語のモリンmorinに由来するというが,属名のエクウスEquusはインド・ヨーロッパ語のウマを意味するエクオスekwosに,caballusは中央アジア,スラブ,フィンランド語系のウマを指すカーバールKävalに基づいている。
[ウマ科の特徴]
現生の野生種は肩高1~1.5m,高度に走るのに特殊化した奇蹄類で,前・後肢とも1指(第3指),首と頭が長く,尾は中等の長さ,体毛は短く,厚く滑らかであるが,ときに冬毛はあらく下毛を密生する。…
※「ら」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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