改訂新版 世界大百科事典 「ルッソ」の意味・わかりやすい解説
ルッソ
Luigi Russo
生没年:1892-1961
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
イタリアの批評家。ピサ大学教授。リソルジメント(国家統一運動)期の大批評家、デ・サンクティスから学んだ歴史主義と社会的倫理の観点にたって、クローチェ美学が狭めた「詩的なるもの」の範囲を広げることに努めた。とくにボッカチオ、マキャベッリ、マンゾーニ、ベルガらの研究において独自の優れた視点を示す。なお『ベルガ論』(1919)は、忘れ去られていたベリズモ(真実主義)の大作家を発掘した点でも重要である。
[林 和宏]
イタリアの詩人。ナポリ生まれ。ジャーナリストとして活躍する一方で、ナポリ方言を駆使しながら、時代や社会に対する鋭い現実感覚に支えられた詩編の数々を書いた。代表作は『マガンツァ家のガーノ』(1885)、『小ソネット集』(1887)、『天国で』(1891)、『吟遊詩人』(1895)など。また『ルチェッラ・カテーナ』(1920)など戯曲も執筆した。
[鷲平京子]
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...
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