デジタル大辞泉
「ルネ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ルネ
René, France Albert
[生]1935.11.16.
セーシェルの弁護士,政治家。スイス,イギリスに留学し,サウサンプトンのセント・メリー・カレッジ,ロンドンのキングス・カレッジを卒業。 1957年弁護士となった。 64年セーシェル人民統一党 (現セーシェル人民進歩戦線 SPPF) を創設し,議長。 65年立法評議会議員に当選。以後,親イギリス的な J.マンチャムのセーシェル民主党に対抗して,社会主義とイギリスからの完全独立を唱え,アフリカ統一機構 OAUの支持を受けた。しかし,民主党が徐々に対イギリス独立路線へと転換していったため,人民統一党はその政策上の特色が薄れ,74年の立法評議会選挙では惨敗を喫した。 76年6月末セーシェルがイギリスからの完全独立を達成すると,人民統一党は民主党と連立政権を樹立,彼はマンチャム大統領のもとで初代首相に就任。しかし,両者の政治姿勢の基本的な相違のため,マンチャム大統領がロンドンのイギリス連邦首脳会議に出席中の 77年6月5日無血クーデターを起して政権を奪取,みずから大統領 (蔵相,経済相,空海運輸相を兼任) に就任した。 79年3月の憲法改正により SPPFの一党体制へ移行し,社会主義政策を推進する。 89年6月大統領に3選された。 92年1月複数政党制へ移行,93年6月新憲法が国民投票で採択された。7月複数政党制,新憲法下で初めて行われた選挙でルネは4選,SPPFも議会の過半数の議席を獲得した。
ルネ
René
フランスの作家シャトーブリアンの小説。 1802年『アタラ』とともに『キリスト教精髄』の一挿話として発表された。 05年『アタラ=ルネ』として単行本。憂鬱で誇り高い青年ルネを描いた自伝的な小説で,いわゆる「世紀病」の表現として,のちのロマン主義に大きな影響を与えた。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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ルネ
フィットネスクラブ、スポーツジムのルネサンスのキャラクター。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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世界大百科事典(旧版)内のルネの言及
【ロンセ】より
…ベルギー西部,東フランドル州の都市。フランス語名はルネRenaix。人口2万4000(1978)。…
【シャトーブリアン】より
…彼は,フランス革命後の動乱の時代にあって,新しい時代の心情をすぐれて詩的な文体により表現した。当初《キリスト教精髄》の一部をなし,のちに小説として独立した《ルネ》は,理由なき不安と倦怠,すなわち世紀病的心情を表現して一世を風靡した。しかし,彼の最大の傑作は,死後に刊行された自伝的回想録《墓のかなたの記》(1849‐50)である。…
【ロマン主義】より
…とりわけルソーの書簡体小説《[新エロイーズ]》や自伝的な作品《[告白録]》がその代表とされる。恋愛を中心とする自己の感情の起伏や精神的苦悩を主人公に仮託して描く自伝文学は,ロマン主義文学の中でも主要な位置を占め,ゲーテの《[若きウェルターの悩み]》,シャトーブリアンの《ルネ》(1802),セナンクールの《オーベルマン》(1804),コンスタンの《[アドルフ]》へと継承され,ミュッセの《世紀児の告白》(1836)へと受け継がれる。この系譜の中からは,激変する社会の現実と自己の存在との乖離(かいり)を感じ,愛に満たされず何かを求め続け現実から逃避していく〈世紀病mal du siècle〉を病んだロマン派的魂の典型が浮かび上がる。…
※「ルネ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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