ロレーン(読み)ろれーん(英語表記)Lorain

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロレーン」の意味・わかりやすい解説

ロレーン
Lorain

アメリカ合衆国,オハイオ州北部の都市エリー湖南岸クリーブランドの西 40kmのブラック川河口にある。 1836年建設されたが,その後一時衰退。 72年南東のオハイオ炭田に鉄道が通じてから回復し,74年フランスのロレーヌ地方にちなんでロレーンと名づけられた。 90年鉄鋼会社が設立されて以来工業都市として発展造船自動車機械などの工場も立地住民は東ヨーロッパ,プエルトリコからの移民や,アフリカ系の黒人など多様。人口7万 1245 (1990) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロレーン」の意味・わかりやすい解説

ロレーン
ろれーん
Lorain

アメリカ合衆国、オハイオ州北部、エリー湖岸の都市。人口6万8652(2000)。交通の発達した鉄鉱石の積出し港であり、造船の町として知られるが、自動車・鉄鋼業玩具(がんぐ)製造など各種工業も盛んである。1807年に本格的な定住が開始され、74年より市制が施行された。

[作野和世]

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