デジタル大辞泉 「ロレーン」の意味・読み・例文・類語 ロレーン(Lorain) 米国オハイオ州北部の都市。クリーブランドの西約40キロメートル、エリー湖南岸に注ぐブラック川の河口に位置する。天然の良港に恵まれ、19世紀末より鉄鋼業が盛ん。名称は、フランスの地域名ロレーヌに由来する。ロレイン。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「ロレーン」の意味・わかりやすい解説 ロレーンLorain アメリカ合衆国オハイオ州北部の工業都市。人口6万8652(2000)。エリー湖南岸,ブラック川の河口に位置し,クリーブランドの西方40kmにある。良港を有する,交通・輸送の中心であり,造船をはじめとして機械,金属,鉄鋼などの重工業が発達する。1807年に交易基地が設けられ,70年代の鉄道の開通によって石炭と鉄鉱石の輸送基地となり,90年代より工業化が進展した。市名はフランスの地方名ロレーヌに由来する。執筆者:矢ヶ崎 典隆 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロレーン」の意味・わかりやすい解説 ロレーンLorain アメリカ合衆国,オハイオ州北部の都市。エリー湖の南岸,クリーブランドの西 40kmのブラック川河口にある。 1836年建設されたが,その後一時衰退。 72年南東のオハイオ炭田に鉄道が通じてから回復し,74年フランスのロレーヌ地方にちなんでロレーンと名づけられた。 90年鉄鋼会社が設立されて以来,工業都市として発展。造船,自動車,機械などの工場も立地。住民は東ヨーロッパ,プエルトリコからの移民や,アフリカ系の黒人など多様。人口7万 1245 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロレーン」の意味・わかりやすい解説 ロレーンろれーんLorain アメリカ合衆国、オハイオ州北部、エリー湖岸の都市。人口6万8652(2000)。交通の発達した鉄鉱石の積出し港であり、造船の町として知られるが、自動車・鉄鋼業や玩具(がんぐ)製造など各種工業も盛んである。1807年に本格的な定住が開始され、74年より市制が施行された。[作野和世] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by