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アジサイ(紫陽花) アジサイHydrangea macrophylla f. macrophylla; Otaksa hydrangea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アジサイ(紫陽花)
アジサイ
Hydrangea macrophylla f. macrophylla; Otaksa hydrangea

ユキノシタ科の落葉低木。観賞用として広く栽培されている。高さ 1.5mぐらい,葉は有柄で対生し,卵形または広卵形,深緑色で光沢がある。初夏の頃,枝先に紫色の多数の花が薬玉 (くすだま) のように集って咲く。萼片は4~5個で花弁状に発達する。初め白く,次第に青色に変る。また白色や淡紅色のものもある。本来の花弁は小さく4~5枚,おしべは 10本内外。めしべは退化し,2~3本の花柱がある。暖地海岸に自生するガクアジサイの改良品種である。一度外国に観賞用として輸出されたものが改良され,セイヨウアジサイハイドランジアなどと呼ばれて逆輸入されている。日本の山地には同属のタマアジサイコアジサイノリウツギツルアジサイなどが自生している。

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百科事典マイペディアの解説

アジサイ(紫陽花)【アジサイ】

ガクアジサイを母種として改良されたユキノシタ科の落葉低木。庭木や鉢植とし,また切花にも使う。栽培にはやや湿地で半日陰地がよく,さし木でふやす。高さ1〜2mになり,葉は対生し卵形で大きく,厚く光沢がある。初夏,若枝の先に球状散房花序をつける。花はすべて装飾花であり,花弁のように見えるのは萼片で,3〜5個あり大きく,初め白く後に青紫色になる。欧米で改良されたセイヨウアジサイ(別名ハイドランジア)には園芸品種が多い。葉はアジサイより小型で光沢は少ないが,花序は大きく,装飾花が淡紫,紫,淡紅,紅白など変化に富むが,色彩は変化しない。おもに鉢栽培として初春より温室咲で観賞される。

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