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アパラチア山脈 アパラチアさんみゃくAppalachian Mountains

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アパラチア山脈
アパラチアさんみゃく
Appalachian Mountains

北アメリカ東部にある大山系。カナダ南東部から南西に,アメリカ合衆国のアラバマ州中部まで全長 200km以上にわたって延びる。最高峰は南部にあるミッチェル山 (2037m) 。先カンブリア時代に堆積した地層が,古生代にいわゆるアパラチア造山運動を受けて褶曲,断層などの結果として生成された山地群。主要な山脈は,北からノートルダム山地,アディロンダク山脈,グリーン山脈,アレゲニー山地,ブルーリッジ山脈などである。これらの山脈の間には,セントローレンスやキタティニー,カンバーランド,シェナンドーア,テネシーなどの河谷がある。 1539~40年スペイン人のヘルナンド・ドゥ・ソトが南アパラチアを探検したのを皮切りに,A.スポットウッドやダニエル・ボーヌらが入った。 19世紀中頃最初の学術探検が行われ,その成果をスイスの地理学者 A.グヨーが地図にまとめた。メーン州のカタディン山からジョージア州のスプリンガー山までの約 320kmの遊歩道や約 75kmの自動車道 (Blue Ridge Parkway) があり,シェナンドーア国立公園やグレートスモーキー山岳国立公園の雄大な山岳や樹海の眺望を楽しむことができる。特に南の「アパラチア森林」と呼ばれる原生の広葉樹林帯は有名。 2000種の植物相や 200種の動物相が記録されている。石炭,鉄,花崗岩などの地下資源も豊富で,これらはアメリカの産業革命を支えたことで知られる。

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デジタル大辞泉の解説

アパラチア‐さんみゃく【アパラチア山脈】

Appalachian Mountains》米国東部の山脈。複雑に褶曲(しゅうきょく)した数列の山脈からなり、北端はカナダに達する。石炭石油・鉄など地下資源が豊富。

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大辞林 第三版の解説

アパラチアさんみゃく【アパラチア山脈】

〔Appalachian Mountains〕 アメリカ合衆国の東部をほぼ南北に走る古期褶曲山脈。長さ2600キロメートル。石炭・鉄の産出が多い。東麓に瀑布線都市が発達。最高峰はミッチェル山(2037メートル)。

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