アポリア(英語表記)aporia

翻訳|aporia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アポリア
aporia

ギリシア語で場所に関しては通路のないこと,事物については解決の方途が見出せないことから生じる困難を味する。特にプラトンの場合,ディアロゴスにおいてロゴスの展開から必然的に生じる行きづまりを意味し,アリストテレスにおいては,ある問題に関して2つの同様に成立する対立した合理的な見解に直面することをいう。一般的には,解決できない難問をさす。

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デジタル大辞泉の解説

アポリア(〈ギリシャ〉aporia)

《道のないこと、の意》
アリストテレス哲学で、一つの問いに対する答えとして相反する二つの見解が等しく成立する場合をさす。
一般に、解決の糸口を見いだせない難問。

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百科事典マイペディアの解説

アポリア

解決のつかない難問のこと。ギリシア語原義は通路または手段のないことを意味する。アリストテレスによれば,解決しがたい事柄をいい,一つの問いに二つの相反した合理的解答のあること。現代では放置できない論理的難点をさす。

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大辞林 第三版の解説

アポリア【aporia】

〔「道がないこと」の意〕
問題を解こうとする過程で、出合う難関。難問。哲学では、同じ問いに対して二つの合理的に成り立つ、相反する答えに直面すること。論理的難点。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アポリア
あぽりあ
aporiaギリシア語

ギリシア語の原義は「行き詰まり」、すなわち、問題が解決困難な状態のこと。ソクラテスは、対話によって相手をアポリアに陥れ、無知を自覚させた。相手は、ソクラテスの問いに導かれて、自分の生き方についての自分の意見から、論理的に矛盾が生じることを認め、途方に暮れた。[田中享英]

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精選版 日本国語大辞典の解説

アポリア

〘名〙 (aporia 「道のないこと」の意)
哲学で一つの問いに対して、互いに矛盾する二つの結論が出ること。
② 一般に、解決困難な問題。

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