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アラン諸島 アランしょとうAran Islands

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アラン諸島
アランしょとう
Aran Islands

アイルランド西海岸,ゴールウェー湾の湾口にある島群。ほぼ北西-南東方向に並ぶイニシュモア,イニシュマン,イニシーアの3島から成る島群で,石炭紀の石灰岩によっておおわれ,土地は不毛である。小村が散在し,アイルランド語が話される。古代ケルト (ゲール) 人から受継がれてきた純朴な風俗,剛気な気風,古い伝説,迷信,およびこの地域の地理は,アイルランドの劇作家 J.M.シングの『アラン諸島』に詳しい。面積 47km2。人口 803 (1981) 。

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デジタル大辞泉の解説

アラン‐しょとう〔‐シヨタウ〕【アラン諸島】

Aran Islands》アイルランド西部、ゴールウエー湾にある諸島。イニシュモア島イニシュマーン島イニシィア島の3島からなる。ケルト文化を色濃く残す地として知られ、今もゲール語が話される。先史時代や初期キリスト教時代の遺跡が数多く残る。アランセーターの産地としても有名。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アラン諸島
あらんしょとう
Aran Islands

アイルランド島西部にある島々。ゴールウェーから48キロメートル、ゴールウェー湾の入口付近に位置する。面積46.6平方キロメートル。北からイニシュモア、イニシュマーン、イニシールの三つの島からなる。主島であるイニシュモア島の人口は約900。中心地はイニシュモアのキルロナンKilronanである。1819年アイルランド本土の借地問題を解決するために、移民によって集落がつくられた。漁業と農業が営まれる。大西洋縁辺地帯におけるケルト文化の伝統を今日に伝える故地であり、今日でもゲール語が話される。アイルランドの劇作家J・M・シングによって同島の口碑、伝説が収集され、これがアイルランド文芸復興運動を促す一因となった。[米田 巌]
『J・M・シング著、姉崎正見訳『アラン島』(岩波文庫)』

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