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アルディピテクス・ラミダス あるでぃぴてくすらみだす Ardipithecus ramidus

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知恵蔵2015の解説

アルディピテクス・ラミダス

最初期から初期の猿人の1属2種(華奢型猿人)。両者ともエチオピアアファール三角地帯で、米・カリフォルニア大学のT.ホワイトおよびY.ハイレセラシエ東京大学の諏訪元たちによって1990年代に発見された頭骨片、歯、四肢骨片を含む数十点の部分的な化石。生息年代は、ラミダス(根の意味)は約440万年前、カダバ(始祖)は580万〜520万年前。ラミダスは頭骨と脊柱の連結部分の特徴から、カダバも足指の特徴から、直立していた可能性が極めて高い。アルディピテクスの犬歯の特徴はチンパンジーアウストラロピテクス中間状態で、ヒトとチンパンジーとの共通祖先に近いカダバからラミダスをへてアウストラロピテクス・アファレンシスへの進化が起きたと、ホワイトたちは考えている。

(馬場悠男 国立科学博物館人類研究部長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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