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アークライト アークライト Arkwright, Sir Richard

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アークライト
アークライト
Arkwright, Sir Richard

[生]1732.12.23. ランカシャープレストン
[没]1792.8.3. ダービーシャー,クロムフォード
イギリスの発明家,繊維工業家。綿紡績の盛んなランカシャーの貧しい農家に生れた。初め理髪師となったが,紡績機械に興味をもち,水車を利用した水力紡績機械を発明し,1769年特許を取った。

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デジタル大辞泉の解説

アークライト(Richard Arkwright)

[1732~1792]英国の発明家・企業家。1769年、水力紡績機械を発明。産業革命期の代表的企業家となった。

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百科事典マイペディアの解説

アークライト

英国産業革命期の発明家,企業家。リング紡績機の前身である水力駆動の水力紡績機を発明(1769年特許申請),キャラコ用などの強力な綿経糸(たていと)の大量生産を可能にした。
→関連項目クロンプトン産業革命ハーグリーブズ

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

アークライト

栃木の粕取り焼酎。蒸留後、樫樽で長期貯蔵する。原料は清酒粕。アルコール度数25%。蔵元の「白相酒造」は明治24年(1891)創業。清酒「福寿松の井」の醸造元。所在地は那須郡那珂川町小川。

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世界大百科事典 第2版の解説

アークライト【Richard Arkwright】

1732‐92
イギリスの紡績機械発明家,実業家。紡績機械の発明に加えて,梳綿から精紡にいたる全工程の一貫生産技術を確立し,イギリス産業革命に多大な影響を与えた。ランカシャーのプレストン生れ。理髪師,鬘(かつら)製造業を営むかたわら,1760年代には紡績機械に関心をもち改良工夫をはじめる。当時のイギリスの紡績業は,インドから輸入されるインド・キャラコへの対応策と綿糸全体の需要増に見合う生産拡大とが求められていた。アークライトは,ワイアットJ.WyattとポールL.Paulによる紡績機械を発展させ,糸を回転速度の異なる3対のローラーに通し無理なく引き伸ばし,フライヤーで撚(よ)りをかける紡績機械(精紡機)を発明し,69年に特許を申請。

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大辞林 第三版の解説

アークライト【Richard Arkwright】

1732~1792) イギリスの発明家。1768年、水力を用いた紡績機械を発明。紡績工場を建設、イギリス産業革命の先駆的役割を果たす。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アークライト
あーくらいと
Sir Richard Arkwright
(1732―1792)

イギリス産業革命期の発明家、企業家。水力紡績機(ウォーター・フレーム)の発明で知られる。12月23日、ランカシャーのプレストンの貧家の13人兄弟(7人ともいわれる)の末子として生まれる。理髪師の徒弟となり、のちにボールトンで開業、かつらの製作も兼営した。1760年代後半から紡績機に関心をもち、1768年、回転速度の異なる数組のローラーによる粗糸の引伸し機構と、旧来の紡車の一種のフライヤー紡錘の撚(よ)りかけ・巻取りの機構とを組み合わせ、共通の動力で駆動する紡績機を考案し、1769年特許を取得した。この紡績機は現在ロンドンの科学博物館に展示されているが、当時、ハーグリーブスのジェニー紡績機が横糸生産に限られ、工程が断続的で手工業的熟練を必要としたのに対し、これは縦糸生産が可能で、工程の連続化、熟練の不要化、人力以外の動力使用による大量生産の可能性を開いた点など、細糸生産には適さないという限界をもつものの、最初の本格的な紡績機であった。
 1768年にノッティンガムに開設した工場の動力は馬であったが、1771年開設のダービーシャーのクロムフォード工場は水力を動力とする大工場であった。水力紡績機の名称はこれに由来する。紡績工程の機械化は、むらのない原料粗糸の大量供給を可能とする前紡工程の機械化を必要としたため、この課題に取り組み、梳綿(そめん)機、練条(れんじょう)機などを考案し、1775年に特許を取得した。以後、これらの機械を有機的に結合、配置し、共通の動力で駆動する機械体系を設備した大紡績工場をダービーシャーを中心に各地で経営し、産業革命期の代表的企業家となった。また、1790年には工場動力として蒸気機関の導入も試みた。
 一連の機械の発明に際しての彼の独創性については、その当時から異論があった。そのため彼の特許は、その独占に反対するランカシャーの綿業経営者との間の訴訟の結果、1785年に無効となった。しかし、その着想は他人のものであれ、これを実用に堪える機械に仕上げた点、および近代的工場制度の創始と経営管理の成功は彼に帰すべきものである。特許の取消しも事業経営には打撃とはならず、1786年ナイトの称号を授けられ、1787年にはダービーシャーの州長官に任命された。1792年8月3日クロムフォードで没した。[水野五郎]
『小松芳喬著『産業革命期の企業者像――綿業王アアクライト伝考』(1979・早稲田大学出版部)』

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世界大百科事典内のアークライトの言及

【工場】より

…昔ながらの紡車に取って代わった最初の紡績機はハーグリーブスのジェニー機(1770特許)であるが,手で操作でき,小型で安価であったから,旧来の家内工業に広く取り入れられた。紡績業を家内工業から工場制度に変えたのは,アークライトの水力紡績機(1769特許)であった。彼の初めの工場では動力源は馬力であったが,1771年ダーウェント川のほとりに設立されたクロムフォード工場では水力が利用された。…

【綿織物業】より

…ところが18世紀後半以後,イギリスで綿織物をつくるための種々の機械がつぎつぎと発明され,綿織物生産は飛躍的に増大するとともに,綿織物工業は産業革命の重要な担い手ともなった。すなわち1733年のJ.ケイの飛杼(とびひ)の発明に始まった織機の改良は,64年J.ハーグリーブズの数個の紡錘をもつ多軸紡績機の発明,68年のR.アークライトによる水力紡績機の発明,さらに85年E.カートライトの蒸気機関を利用した力織機まで続き,綿織物工業は産業革命期のイギリスにおいて飛躍的な発展をとげた。 その後,綿織物工業はイギリスから他のヨーロッパ諸国,そしてアメリカに普及し,とくに19世紀末あたりからはアメリカ南部の綿花地帯に盛んになっていった。…

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