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イグナティウス・デ・ロヨラ Ignatius de Loyola

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世界大百科事典 第2版の解説

イグナティウス・デ・ロヨラ【Ignatius de Loyola】

1491‐1556
イエズス会の創立者。洗礼名はイニゴ,スペイン北部バスクのギプスコアにあるロヨラ城に生まれ,宮廷教育(1506‐17)を受けた後,ナバラのスペイン副王の軍人(1518‐21)となった。対仏戦争に従軍,1521年5月20日パンプローナの戦で両足に砲弾を受け重傷を負った。ロヨラ城の病床にあってこれまで〈世俗の虚栄に溺れていた〉彼はヤコブス・デ・ウォラギネの《黄金伝説》とルドルフフォンザクセンの《キリストの生涯》に感動し,回心の光を見た。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のイグナティウス・デ・ロヨラの言及

【イエズス会】より

…カトリック教会内の司祭修道会の一つ。16世紀イグナティウス・デ・ロヨラによって創立された(図)。耶蘇(やそ)会とも書かれ,同会士はジェスイットJesuitとも呼ばれる。…

【キリスト教】より

…これらは厳格な会則をもつ修道会ではなく,社会的活動をめざす共同体である。 反宗教改革のにない手となったイエズス会は,イグナティウス・デ・ロヨラが起こしたもので(1540認可),これは〈戦闘部隊〉という意味でカンパニアと称された。1558年の会憲によれば,総会長の上に教皇が絶対の首長となり,会士はその命令に絶対に服従しなければならない。…

【涙】より

…しかもそれが受苦と悲哀の度合を深めるときは,しばしば失明の誘因となった。イエズス会の創立者であるイグナティウス・デ・ロヨラは,その《心霊日記》のなかで,祈りと観想のなかで流した涙について克明に記述し,ときに過度の流涙によって失明するのではないかとのおそれを告白している。また中国の浄土教の大成者である善導は,《往生礼讃偈》のなかで3種の懺悔を挙げ,流血・流涙による懺悔の重要性について論じているが,この考えは日本の親鸞の《教行信証》にも受けつがれた。…

【バロック】より

…こうして,従来は超自然的な霊感のうちにのみ求められていた力が,人間の意志に与えられることになる。イエズス会の開祖イグナティウス・デ・ロヨラは,〈私はいつでも,自分の欲するときに神を見いだすことができる〉とも,また,身体が〈進み,歩き,走る〉ことで訓練されるように,意志も訓練によって〈神意を見いだしうる〉ようになる,と述べている。そしてこのような自由意志の肯定と重視は,イエズス会を欲望の解放の時代にふさわしい活動的な集団たらしめた。…

※「イグナティウス・デ・ロヨラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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