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インディアス枢機会議 インディアスすうきかいぎReal y Supremo Consejo de las Indias

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

インディアス枢機会議
インディアスすうきかいぎ
Real y Supremo Consejo de las Indias

スペインの植民地行政機関カサ・デ・コントラタシオン (通商院) の上に位置し,新大陸植民地関係の諸問題の最高決定機関。 1524年国王カルロス1世 (神聖ローマ皇帝カルル5世 ) の勅令によって発足し,1834年に廃止されるまで,立法,行政,司法をはじめ官吏任免,現地の軍事行動インディオに対する保護処置まで,植民地統治の中枢として大きな権威をふるった。

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世界大百科事典 第2版の解説

インディアスすうきかいぎ【インディアス枢機会議 Consejo Real y Supremo de las Indias】

インディアス(新大陸の植民地およびフィリピン)に関係するあらゆる事柄について国王を補佐するスペインの官僚組織。もともとフェルナンド2世の時代,1511年にカスティリャ枢機会議内にインディアス会議が設けられており,この会議が24年8月,カルロス1世の勅令によって国王直属の独立した枢機会議に格上げされた。会議の議長および議員の任免は王室によって行われ,その構成員と定員は時代によりかなり変化がみられる。下級官吏として,弁護士,財務官,世界誌学者,数学者,史官などがいる。

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世界大百科事典内のインディアス枢機会議の言及

【通商院】より

…新大陸との貿易を王権の直接的な統制下におくことを目的として1503年セビリャに設立された。1717年カディスへ移転されるが,18世紀末に廃止されるまで,行政・司法の統轄機関インディアス枢機会議とともに,スペインによる排他的植民地政策を支える中心的役割を演じた。通商院の権限は1511年,30年の勅令によってほぼその法的基盤が確立されたが,権限と任務は以下のとおり多岐にわたっている。…

※「インディアス枢機会議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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