デジタル大辞泉
「イーリー」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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イーリー
Ely
イギリス,イングランド中東部,ケンブリッジシャー県東部,イーストケンブリッジシャー地区(人口 7万3216〈2001〉)の町。県都ケンブリッジの北北東約 25km,ウーズ川の西岸にある。かつて広大な湿地帯であったフェン地方と呼ばれる低地にあって,イーリー島 Isle of Elyの名で知られる島状の小高い地点に古くから人が住み,洪水時には避難所となっていた。中世にはここに修道院が建設され,修道士たちにより周辺の湿地帯の排水が試みられた。町名はサクソン語の elge(「ウナギ地帯」の意)に由来するが,これはウーズ川でウナギが豊富にとれたためで,ウナギは住民にとって重要な食料であり,収入源であった。フェン地方は 17世紀半ば以降の本格的な排水事業により,肥沃な農業地帯に変わり,ここに産するサトウダイコンを元にした大規模な製糖所が立地する。大聖堂をはじめ古い建築物が保存されており,観光業も盛ん。人口 1万5102(2001)。
イーリー
Ely, Richard Theodore
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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イーリー
Ely
イギリス,イングランドのケンブリッジシャーにある市場町。人口は約1万(1971)。17世紀に干拓されるまではウーズ河畔の沼沢地帯にあった島で,その地名はサクソン語の〈ウナギの島〉に由来する。7世紀ころより避難所として人が住みつき,9世紀にはデーン人の襲撃により破壊されたが,11世紀に始まる大聖堂の建立にともない主教座聖堂都市として発達し,現在も多くの観光客を集めている。
執筆者:今井 宏
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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