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ウシノケグサ

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百科事典マイペディアの解説

ウシノケグサ

フェスク

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世界大百科事典 第2版の解説

ウシノケグサ【sheep fescue】

山地の乾燥地から高山帯の岩場にも生えるイネ科の多年草イラスト)。茎と葉は細くて硬く,針のような感じで,多数密生して株を作る。茎は高さ20~40cm,基部から立つ。葉は強く内巻きの毛管状で,白緑色であるため銀針草(ぎんしんそう)の異名があり,欧米の庭園に植えられることもある。葉身は長さ10cmくらい,幅は0.2~0.5mmである。円錐花序は夏に現れ,長さは10cmくらいで,幅狭く,小穂はやや密に立ちぎみの枝につき,白緑色かわずかに紫色を帯びている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウシノケグサ
うしのけぐさ / 牛毛草
[学]Festuca ovina L.

イネ科の多年草。根茎は短く、走出枝がない。多数の稈(かん)が叢生(そうせい)し、高さ20~40センチメートル。新枝は完全に古い葉鞘(ようしょう)内に沿って鞘口から出る。葉は針形で二つ折りに畳まり、無毛。6~8月に稈の先に円錐(えんすい)花序をつくる。小穂は数個の小花をもち、長さ5~9ミリメートル、包穎(ほうえい)は護穎より短い。護穎は洋紙質で5脈をもち、1ミリメートルほどの芒(のぎ)がある。日本全土の山地または高山の岩場に生え、北半球に広く分布する。名は、葉が畳まって細く糸状なので、ウシやヒツジの毛にたとえていう。似たものにオオウシノケグサがある。これは走出枝をもち、株がやや広がって、新芽は一部古い葉鞘の基部を破って出る。また芒が護穎よりはるかに長くて、一年生のナギナタガヤは、ヨーロッパ原産の帰化植物である。[許 建 昌]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のウシノケグサの言及

【フェスク】より

…草丈20~100cm,おもに芝用とするが,牧草に利用することもある。 シープフェスクF.ovina L.(英名sheep fescue)は和名ウシノケグサ。北半球の温・亜寒帯に広く分布する多年草で,変異が多い。…

【フェスク】より

…イネ科ウシノケグサ属Festucaの植物の総称。ウシノケグサ属は一年草または多年草で,温帯から亜寒帯に分布し,約100種が知られている。…

※「ウシノケグサ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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