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エオシン eosin

翻訳|eosin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エオシン
eosin

C20H8Br4Na2O5 。スイスのガイギー社製の酸性染料。帯青赤色結晶または褐色粉末で,水に溶け褐色ないし黄赤色を呈し緑色ケイ光を発する。堅牢度については洗濯に良好,日光に弱い。吸着指示薬またはケイ光指示薬として分析に用いられるほか赤インキの原料,光増感剤として光化学反応にも用いられる。エオシンの鉛塩はエオシンレーキとしてクレヨン,タイプリボンや印刷インキに用いられるが,耐光性に難がある。

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デジタル大辞泉の解説

エオシン(eosine)

赤色の酸性染料の一。赤インク・レーキ顔料・分析用試薬などに使用。ヨーシン

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百科事典マイペディアの解説

エオシン

赤インキなどに使う赤色染料。テトラブロムフルオレセインのナトリウム塩。フルオレセインに臭素を作用させればつくられる。水溶性で蛍光性をもつ赤色を呈し,光により退色する。
→関連項目フルオレセイン夜光塗料

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栄養・生化学辞典の解説

エオシン

 C20H6Br4Na2O5 (mw691.86).

 酸性の染料で,動物性繊維を染色したり,細胞の試料の染色にも用いられる.またかつては食用色素としても使われた.

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世界大百科事典 第2版の解説

エオシン【eosin】

(化学式)キサンテン環をもつキサンテン染料として最初につくられた染料。キサンテン染料の特色は蛍光を有するきわめて鮮明な色相をもつことで,繊維用として,耐光堅牢度は低いが美麗な染色物を得るため現在でも使用されている。エオシンはフルオレセインを水溶液またはエチルアルコール溶液とし,臭素を加えテトラブロム化したのちナトリウム塩とする。水にはよく溶け,蛍光のある赤色を呈する。エチルアルコールにはやや溶けにくい。

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大辞林 第三版の解説

エオシン【eosine】

深赤色の酸性染料の一。水・エタノールに可溶。生物切片試料の染色剤(細胞質を赤く染める)のほか、吸着指示薬・蛍光指示薬、また赤インクの色素として用いる。商標名。

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