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エクセルギー エクセルギー exelgie

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エクセルギー
エクセルギー
exelgie

有効エネルギーともいう。ある系が,その状態1から周囲の環境系と平衡する状態0まで変化するとき,他の系になし得る仕事の最大値のこと。エネルギーの質を議論する際に使用され,たとえば 1000Kにある 1KJの熱量は,500Kにある 1KJの熱量より環境温度 (たとえば 300K) になるまでになし得る仕事の最大値が大きいので,高いエクセルギーを有する。

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デジタル大辞泉の解説

エクセルギー(exergy)

有効エネルギー。外部に取り出して利用できるエネルギー。

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世界大百科事典 第2版の解説

エクセルギー【exergy】

有効エネルギーともいう。ギリシア語のex(外へ)とergon(仕事)からなる術語である。与えられた環境条件のもとで,ある系から外へ取り出せる最大の機械的仕事をいう。エクセルギーの概念は,19世紀末からあり,最大有効仕事available energyとして研究されていたが,1956年にラントZoran Rantによりエクセルギーという語が提案された。 一般にエネルギーは,仕事に変えうるエクセルギーと,仕事に変わりえない無効なエネルギーであるアネルギーanergyとから成ると考えられる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エクセルギー
えくせるぎー
exergy

エネルギーのうちで機械的仕事に転化できる分のことをいい、有効エネルギーともよぶ。これに対し、機械的仕事に転化できない分をアネルギー(無効エネルギー)という。たとえば電気エネルギーはほぼエクセルギーからなるが、熱エネルギーは環境に廃棄されるアネルギーを多く含む。エネルギー転換を行うシステムが、エネルギーをどの程度有効に利用しているかをはかる尺度として用いられる。[編集部]

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