エスピリトゥサント島(読み)エスピリトゥサントトウ

デジタル大辞泉 「エスピリトゥサント島」の意味・読み・例文・類語

エスピリトゥサント‐とう〔‐タウ〕【エスピリトゥサント島】

Espiritu Santo》南太平洋、ニューヘブリディーズ諸島の島。バヌアツ領。同諸島中もっとも大きい。首都ポートビラがあるエファテ島の北西約250キロメートルに位置する。第二次大戦中に米軍基地が置かれた。主な都市は南東岸のルーガンビル。美しい砂浜や巨大な洞窟のほか、東岸に六つのブルーホールがある。サント島。
Isla Espíritu Santo》メキシコ西部、カリフォルニア湾の島。カリフォルニア半島南部の都市ラパス沖合にある無人島で、エコツアーなどが行われる。北岸カリフォルニアアシカの集団繁殖地がある。

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改訂新版 世界大百科事典 「エスピリトゥサント島」の意味・わかりやすい解説

エスピリトゥ・サント[島]
Espíritu Santo Island

南西太平洋,ニューヘブリデス諸島バヌアツ共和国)最大の島。面積3947km2人口は周辺属島を含め1万9000(1979)。1606年スペインの探検家ペドロ・フェルディナンド・デ・キロスが到達,〈聖霊の地〉を意味するエスピリトゥ・サントと名づけた。南東端のルガンビル(人口約7000)はバヌアツ第2の町,北部行政区の主都で,政治・経済の中心である。島の大部分,とりわけ島の西半分は地形が険しく(最高峰タブウェマサナ山,1879m),未開拓のまま残されている。ココヤシプランテーション漁業などが主産業だが,人口の大部分を占めるメラネシア系原住民は,豚,鶏を飼い,焼畑耕作によりヤムイモ,タロイモなどを栽培する。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エスピリトゥサント島」の意味・わかりやすい解説

エスピリトゥサント島
エスピリトゥサントとう
Espiritu Santo

南太平洋南西部,バヌアツ最西端の火山島同国最大の島。最高点 (1880m) は同国最高。島名および中心都市ラガンビルはともにサントとも呼ばれる。コプラ,コーヒー,カカオ,牛肉缶詰,マグロ輸出。面積 3947km2。人口2万 1117 (1989) 。

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