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エドモントン Edmonton

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エドモントン
Edmonton

カナダ,アルバータ州州都カナダ南西部の商業,交通の中心。1月の平均気温-15℃,7月の平均気温 17℃で年較差が大きい。年降水量 420mm。ロッキー山系の東 240km,北サスカチュワン川の幅広い低地にある。 1795年に 36km下流につくられたハドソン湾会社の交易所,フォート・エドモントンがインディアンに破壊され,1807年現在地に再建されたのが起源。毛皮は北サスカチュワン川経由で積出された。 91年カナディアンパシフィック鉄道がカルガリーから通じると農業開拓が始り,農産物の集散地として発展し,1905年アルバータ州の州都となった。ピース川流域を含む豊かな混合農業地域の卸売業,小売業の中心として急激に成長した。カナダ最大の食肉加工工場がある。 47年 36km南のレダックで世界最大級の油田,さらに 120km以内に多くの重要な油田が発見され,市はブームに沸いた。 41年に 10万足らずだった人口が,現在では6倍となり,カナダ西部第1の石油精製・石油化学工業地域に発展した。このほか近くに天然ガスを利用するニッケル製錬工場もある。2つの大陸横断鉄道,ピース川流域への鉄道,アラスカハイウェー,マッケンジー水系を利用して北極海へ抜ける水路が集っている。航空路としては毎日の大陸横断便,アラスカ,アメリカ,カナダ極地便があり,アメリカ大陸北部への玄関口となっている。アルバータ大学本部 (1907) ,アサバスカ大学 (72) がある。人口 81万2201(2011)。

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デジタル大辞泉の解説

エドモントン(Edmonton)

カナダ南西部のアルバータ州の州都。油田地帯の中心都市で、化学工業が盛ん。人口、行政区112万(2008)。

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百科事典マイペディアの解説

エドモントン

カナダ,アルバータ州の州都。名はロンドンのエドモントン川に由来。1947年大油田が発見されて以来,カナダの石油産業中心地として著しく発展。石油,天然ガスの精製工業のほか,鉄鋼業なども行われる。

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世界大百科事典 第2版の解説

エドモントン【Edmonton】

カナダ,アルバータ州中部の州都。人口61万6741(1991)。ハドソン湾会社の毛皮交易所が1795年に建設されたが,その後の発展は遅く,19世紀末のクロンダイク・ゴールドラッシュの際,物資補給基地として脚光を浴びた。1905年にアルバータ州の創設とともに州都となったが,飛躍的な発展を遂げたのは47年,市の南方約32kmの地に大油田が発見されて以来のことである。以来,カナダ石油産業の一大中心地として知られ,2本のパイプラインが西はアメリカ合衆国のカリフォルニア,東はモントリオールと結んでいる。

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大辞林 第三版の解説

エドモントン【Edmonton】

カナダ南西部、アルバータ州の州都。石油化学工業が発達。小麦・毛皮の集散地。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エドモントン
えどもんとん
Edmonton

カナダ、アルバータ州中部にある同州の州都。人口66万6104、大都市圏人口93万7845(2001)で、同州最大の都市。市南方28キロメートルに国際空港がある。農牧業、石炭業、とくにカナダの60%以上を産出する油田地帯の石油工業中心地で、近年の発達は目覚ましく、人口も急増している。1951年の大都市圏人口は約19万であったから、その増加率は著しい。市街はノース・サスカチェワン川の両岸を占め、カナダ北西部の鉄道、空路の要衝で、周辺農村地域への物資の集散地としても重要。石油精製工場や石油化学工場が集中し、75年大精油工場が完成するに及んで、アルバータ州の4分の3、カナダ西部の半分近くの精油能力を有している。しかし、製造業従事者の割合は少なく、カナダの大都市のなかでは平均以下である。60年代以降、州北部のタールサンドの発見で活気をよび、パイプラインが集結し、東部のトロントやモントリオール、西部のバンクーバーへ石油が送られている。
 エドモントンは1795年、ハドソン湾会社の毛皮取引所として、現在よりノース・サスカチェワン川の下流約32キロメートルの地点に建設された。1947年にエムピリアル石油会社が市の南方レダック地域で石油を発見し、以後急速に発展した。市街はイギリス風の雰囲気を残しており、とくに都市公園はよく整備され、ノース・サスカチェワン川両岸は緑地公園として市民の憩いの場とされている。アルバータ大学があり、北方圏研究の中心となっている。[山下脩二]

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