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エフェソス エフェソス Ephesos

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エフェソス
エフェソス
Ephesos

トルコ,エーゲ地方イズミル (スミルナ) の南約 70kmにある古代の都市遺跡。約前 2000年頃から人が住んでいたとみられるが,前 11世紀末頃にイオニア人によって都市建設が始り,ほかのイオニア諸都市とともに小アジア内陸との貿易により栄えた。

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百科事典マイペディアの解説

エフェソス

トルコ西岸,カイステル河口にある古代都市。前1000年ころイオニア人が植民,前7―前6世紀に通商,工業で繁栄,前6世紀からリュディア王国,次いでペルシアに支配されたが,ペルシア戦争後,デロス同盟にも参加。
→関連項目イオニアスコパス

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世界大百科事典 第2版の解説

エフェソス【Ephesos】

トルコ西部,イズミルの南にある古代都市。前11世紀ごろイオニア人が移住して建設。前545‐前466年にはペルシアの勢力下にあったが,その後アテナイの民主制とオストラキスモス(陶片追放)を採用し,デロス同盟に参加。ペロポネソス戦争ではアテナイに味方したが,前412年スパルタに屈す。古くから多くの乳房をもつ母神アルテミスの崇拝が盛んで,前6世紀中ごろには大規模なイオニア式の二重周柱神殿アルテミシオンArtemisionが建てられた。

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大辞林 第三版の解説

エフェソス【Ephesos】

トルコ、小アジア半島の西岸、イズミルの南にある古代ギリシャの都市遺跡。世界七不思議の一つアルテミス神殿の遺跡がある。エペソ。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エフェソス
えふぇそす
Ephesos

トルコ、小アジア西海岸に栄えた古代都市。『新約聖書』ではエペソと書かれる。紀元前11世紀末ごろに建設され、イオニア12都市の一つとして、前6世紀ごろから植民と貿易により発展した。万物流転を説く哲人ヘラクレイトス、詩人カリノスもここから出た。この地に建立されたアルテミス神殿は、古代七不思議の一つに数えられる壮麗な建物であった。ローマ支配下にもアジア州の州都として栄え、紀元後53年から約2年間、使徒パウロがここに滞在して伝道し、教会を建て、『新約聖書』の「コリント書」「ガラテヤ書」を書いた。使徒ヨハネも聖母マリアを伴い、晩年ここに住んだと伝えられている。262年、ゴート人が侵入して市街と神殿を破壊、その後復興したが、昔日の繁栄は回復しなかった。431年エフェソス公会議が開かれ、15世紀後半には一寒村と化し、19世紀後半からオーストリア考古学協会の発掘によって古代の栄えが世に示された。[秀村欣二]

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世界大百科事典内のエフェソスの言及

【アルテミス】より

…彼女はまた〈青年の養育者〉として共通の職能をもつ女神ヘカテと,さらにはアポロンが太陽神と同一視されるようになったのにともない,月の女神セレネSelēnēと,しばしば混同ないし同一視された。崇拝の中心地はアッティカ地方のブラウロンと小アジアのエフェソスで,ブラウロンのアルテミス神殿には,アガメムノンの娘イフィゲネイアがクリミア半島のタウリスから持ち帰ったと伝える神像がまつられていた。一方,エフェソスには古代の七不思議に数えられる大神殿があり,数多くの乳房をもつアルテミス像がその本尊であった。…

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