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エンドサイトーシス endocytosis

翻訳|endocytosis

大辞林 第三版の解説

エンドサイトーシス【endocytosis】

細胞が異物を内部に取り込む作用。取り込まれる物質が固体の場合は食作用、液体の場合は飲作用として区別される。 → 食作用飲作用

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

デジタル大辞泉の解説

エンドサイトーシス(endocytosis)

細胞が外部の物質を取り込む過程の一つ。細胞の表面で、細胞膜の一部が物質を包み込むようにして陥没し、細胞膜から遊離して小胞を形成する。バクテリアなどの大きな粒子を取り込む食作用ファゴサイトーシス)と、溶を取り込む飲作用(ピノサイトーシス)に大別される。飲食作用。→エキソサイトーシス

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典の解説

エンドサイトーシス

 細胞が形質膜で外部の物質を取り込んで陥入し,小胞を形成して細胞内へ取り込む作用.物質が水溶液の場合を飲作用(ピノサイトーシス),固形物の場合を食作用(ファゴサイトーシス)といい,これらの総称.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

エンドサイトーシス【endocytosis】

エンドサイトーシスとは細胞が液を飲んだり,餌を食べたりして外界から物質を取り込む作用の総称である。かつては液を飲むことを飲作用pinocytosis,食べることを食作用phagocytosisと呼び分けてきたが,現在では両者が共通の機能・機構をもつことから考えて同じ名称がのぞましいということになっている。ここでは便宜上,両者を区別して説明する。
[飲作用]
 細胞の表面から膜が細い管状に細胞内に落ち込んで,その管の先がくびれることによって細胞内に外液を取り込む現象。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のエンドサイトーシスの言及

【細胞】より

…代謝系の酵素群は一様な分布をせず,効率のよい分業と流れ作業の工程ができ上がっている。このような膜系の構造と機能は,エクソサイトーシスexocytosis(細胞外への物質の放出)やエンドサイトーシスendocytosis(細胞内への物質の取り込み)の場合によく調べられており,GERL系(ゴルジ体Golgi apparatus→小胞体endoplasmic reticulum→リソソームlysosome)によってよく表されている。GERL系の各部分,粗面小胞体膜と滑面小胞体膜,ゴルジ体の膜系と小胞,食作用にともなうリソソームと食胞,分泌過程における分泌顆粒(かりゆう)と細胞膜の融合など一連のダイナミックな膜流動を行い,絶えず膜系の新生と再生をともなっている。…

【細胞】より

…代謝系の酵素群は一様な分布をせず,効率のよい分業と流れ作業の工程ができ上がっている。このような膜系の構造と機能は,エクソサイトーシスexocytosis(細胞外への物質の放出)やエンドサイトーシスendocytosis(細胞内への物質の取り込み)の場合によく調べられており,GERL系(ゴルジ体Golgi apparatus→小胞体endoplasmic reticulum→リソソームlysosome)によってよく表されている。GERL系の各部分,粗面小胞体膜と滑面小胞体膜,ゴルジ体の膜系と小胞,食作用にともなうリソソームと食胞,分泌過程における分泌顆粒(かりゆう)と細胞膜の融合など一連のダイナミックな膜流動を行い,絶えず膜系の新生と再生をともなっている。…

※「エンドサイトーシス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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