コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

エンニウス エンニウス Ennius, Quintus

6件 の用語解説(エンニウスの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エンニウス
エンニウス
Ennius, Quintus

[生]前239. カラブリア,ルディアエ
[没]前169
ローマの詩人。ラテン文学の父。南イタリアギリシア文化圏で育ち,ギリシア語ラテン語オスク語を話し,ローマの軍隊に百人隊長として勤務。大カトーの保護を得て首都に出てギリシア語の教師となり,詩作を始め,大スキピオほか多くの有力者を友にもって,前 184年ローマ市民権獲得。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

エンニウス(Quintus Ennius)

[前239~前169]古代ローマの詩人。ラテン文学の父といわれた。叙事詩年代記」など。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

エンニウス

ローマの詩人,劇作家。ローマの歴史をうたいウェルギリウスの《アエネイス》にも影響を与えた。叙事詩《年代記》によってローマ文学の父と呼ばれた。ほかに多数の悲劇,風刺詩など。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

エンニウス【Quintus Ennius】

前239‐前169
ローマの悲劇・叙事詩人。イタリア半島の先端カラブリア地方ルディアエに生まれた。前204年に当時クアエストル(財務官)であった大カトーの知遇を得てローマに赴いた。ローマに居を移したエンニウスは後にローマの市民権を獲得する。前189年にはコンスルマルクス・フルウィウス・ノビリオルのアイトリア遠征に伴い,その模様を叙事詩《年代記》の中で記している。彼の作品は断片が伝わるのみであるが,その中からも彼の詩的才能をうかがい知ることができる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

エンニウス【Quintus Ennius】

前239~前169) 古代ローマ初期の悲劇・叙事詩人。ローマの歴史をうたった叙事詩「年代記」によって、以後のラテン叙事詩の基礎を築いたが、伝存は断片のみ。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エンニウス
えんにうす
Quintus Ennius
(前239―前169)

古代ローマ初期の詩人。広いギリシア的教養を身につけて上流指導層と交わった。作品は悲劇、喜劇、史劇、教訓詩、頌徳(しょうとく)詩、エピグラムなど実に多岐にわたった。なかでもローマ史をホメロスの手法で歌った晩年の叙事詩『年代記』によって、国民叙事詩の可能性を開拓したために、「ラテン文学の父」とよばれて、多くの詩人、とくにウェルギリウスに大きな影響を与えた。[中山恒夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のエンニウスの言及

【イソップ物語】より

…ギリシアのイソップ(アイソポス)が作ったと伝えられる動物寓話集。動物などの性格や行動に託して,ギリシアの一般大衆に,いかにすれば人は平穏無事に人生をおくることができるかを教える処生訓であった。この寓話形式はすでにヘシオドス(《農と暦(仕事と日々)》202~212行),アルキロコス(断片86,89)などによって使用され,前6世紀ころイソップによって大成された。その後,前5~前4世紀に流行をみ,また文人などにも愛好されて,アリストファネスやクセノフォンなどが著作の中でイソップの名とともに動物寓話に言及している。…

【ラテン文学】より

…ラテン語で書かれた文学の総称。通常古代ローマの文学を指し,西欧の中世と近世のものは,中世(近世)ラテン文学と呼んで区別する。ラテン文学は前3世紀,ギリシア文学の影響を受けて発生し,つねにギリシア文学を摂取することによって成長開花したために,19世紀にはヘレニズム文学の亜流として軽視されたが,今日再びその独自性と真価が認められている。その特徴と歴史的役割を要約すれば,(1)ギリシア文学を継承して西欧に伝えたヘレニズム的役割,(2)ローマ人の国民文学としての面,(3)ローマ世界帝国の普遍的な文学としての面,(4)キリスト教ラテン文学を内包していること,などが挙げられる。…

※「エンニウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

エンニウスの関連キーワードアエネイスローマ演劇イタリア半島マルティアリスローマの泉ローマの松ローマの祭ローマの噴水ローマの祭りシリウス・イタリクス

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone