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オオケタデ

3件 の用語解説(オオケタデの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

オオケタデ

東南アジア原産のタデ科の一年草。観賞用に植えられる。高さ2mくらいになり,葉は大型の卵形で,全株に粗毛を密生する。夏〜秋,枝頂に淡紅色の大きい花穂を下垂する。栽培は容易で,水はけのよい,腐植質が多い土質がよい。

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世界大百科事典 第2版の解説

オオケタデ【prince’s feather】

花壇や庭に夏に咲く高さ1~2mになるタデ科の大型の一年草(イラスト)。オオタデともいう。桃紅色の花房は10cm以上になって垂れ下がって美しい。原産地はアジアの温暖帯と考えられるが,インドから中国大陸にいたる各地に野生化したものがあって,はっきりしない。葉がヘビの毒を消すとも伝えられてハブテコブラの異名もある。日本にも古くから渡来し観賞用につくられたが,性質はじょうぶでこぼれ種でよく育つから,路傍や空地に雑草化しているところもある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オオケタデ
おおけたで / 大毛蓼
[学]Polygonum orientale L.

タデ科の大形の一年草。全体に白い軟毛がある。茎は直立し、よく分枝して高さ2メートルに達する。葉は互生し、長さ10~20センチメートル、幅7~15センチメートル、広卵形で先は鋭くとがり、基部は心臓形で柄は長い。鞘(さや)は筒状、膜質で毛があり、辺縁は緑色で広がる。花は8~10月、各分枝の先に密な穂状花序をつけて下垂する。花被(かひ)は紅色で5裂し、長さ3.5ミリメートル。痩果(そうか)は扁円(へんえん)形で約3ミリメートル、光沢はない。東南アジア原産で、日本では観賞用に栽培する。葉はマムシの毒を消す作用があるといわれ、ハブテコブラの名がある。[小林純子]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のオオケタデの言及

【イヌタデ】より

…【土屋 和三】。。…

【イヌタデ】より

…ボントクタデP.pubescens Bl.(イラスト)も水辺に生じる。漢方薬では,オオケタデP.orientale L.とオオイヌタデの堅果とともに水生紅子と称し,瘰癧(るいれき),消渇に薬効がある。また開花前に刈り取って茎葉を染色に用い,クロム媒染で鶸茶(ひわちや)などに染める。…

※「オオケタデ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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